活動レポート

概要

概要


地盤改良にも 『見える化』

マッドミキサー工法では、全く新たな手法で施工管理を提案。
この映像処理ベースとした施工管理装置は、通常見ることのない施行中の土中の情報を『見える化』することができます。
そしてその情報は、AR(拡張現実)技術など使い、正確にデジタル化された情報を位置情報とリンクさせながら、投影・可視化する技術を数値化することで、地盤改良において透明性高いトレーサビリティーが実現できたことが最大の特徴です。



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システムの特長

システムの特長


CAD情報と現地の位置情報をリンク

この施工管理システムは、モーションキャプチャーを応用した映像処理をベースして構築しています。
CAD情報と現地の位置情報をリンクさせ、現在施工している位置を正確にグローバル座標として記録することが可能です。
全面処理が必要な地盤改良や土壌汚染などの広域的な作業において、施工箇所をリアルタイムに知り、事前に調査した土質性状などを施工途中の同時間軸で知ることが出来るため、効果的な作業効率化を図ることができます。(イメージ写真)


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システム構成

システム構成


マーカーの動きから位置情報を収集

1. 重機上部に搭載された複数のデジタルビデオカメラを通して、アタッチメントやマーカーポールなどを認識。
2. 認識された個々のマーカーなどは、重機内部に搭載されたPCによって演算され、位置情報として表現される

GPSやトータルステーションなど外部情報から位置を算出しないところが、大きな特徴です。


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品質管理

品質管理


高いトレーサビリティーが実現

デジタル化された全ての情報は施工マシンの運転席内に表示され、重機オペレーターは施工状況をリアルタイムに把握。

施工情報として管理できる項目
「平面位置情報、深度、瞬時流量、積算流量、瞬時回転数、積算回転数、時間、撹拌機傾斜角度等」

これらはリアルタイムに変化する施工情報としてを画面に表示されます。
連続した全面処理が必要な地盤改良や土壌汚染において、グローバル位置情報と断面まで3D可視化できる情報を管理することによって、未施工部分による品質低下リスクを回避することができます。


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安全性

安全性


AR拡張技術により危険をアラート

建設現場において事故の要因として、重機や車両を操作しながら、振り向きや目線を外すことでの誤操作が考えられます。
このような事故のリスクヘッジとして危険をアラート。
デジタルビデオカメラ最大の特徴である視認性が危険を知らせます。
固定認識するポールによって、重機オペレータが認識出来ていなくても、危険個所をガイダンスするように知らせます。


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